2019/02/05
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カスタム研究所【Android】FREETEL Priori3 LTEを買ってみた
FREETEL Priori3 LTEを買ってみた。
上位機種のPriori3Sリリースの影響か、
平均価格が下がっていたので3台まとめて大人買い(笑)
左からブラック・ミントブルー・ホワイト
Androidバージョンは「5.1」
ビルド番号は「freetel_FTJ152A_20151022」
バッテリー収納部には技適申請者名・認証マーク・IMEI番号・製造番号が、
最下部には「Assembled at FREETEL factory in HUIZHOU」の記載がある。
HUIZHOU=広東省恵州市(珠江デルタ)で作ってるっぽいですね。
SDカード・SIM1・SIM2を仮挿入してみた。
左:SDカード
右上段:SIM2、右下段:SIM1
でも大丈夫。
こんな時は、必殺「プラ板差し!」で何とかする。
MicroSIMと同幅に切ったプラ板を、SIM変換アダプターの下から差し込む。
プラ板を奥まで差したら、SIM変換アダプターをユックリ下にスライドさせる。
何の抵抗もなくスッと抜けたら救出成功!!
これで接触ピンを破損することなく取れます。
みなさん!!
SIM変換アダプターの取り扱いには要注意ですよ!!(笑)
では大まかにPriori3の良い所と悪い所をレビューしてみようと思います。
良いところ
●マルチユーザー機能が使える
1台の端末で複数アカウントを一括切替え出来るので便利です。ユーザー切替えすると各種アプリのログイン状態も全て切り替わるので仕事用とプライベート用を分けて使っています。
●自動電源ON/OFFをスケジュール設定できる
ずっとONのままだとゴミデータ(キャッシュ)が溜まるので定期的に再起動したほうが動作が安定します。
●SIM切替が最速
他機種では「SIM切替操作~通信確立」までに1~2分ほどかかるが、Priori3は15秒ほどで繋がる。今までデュアルSIM機を何台か使ってきたが、たぶんPriori3が最速。
●すぐに4Gを掴む
たとえばP8liteでは、まずは3Gを掴んでから50秒くらい経たないと4Gを掴もうとしない。でもPriori3は、いきなり4Gの接続から試みてくれる。
悪いところ
▲SDカードにアプリを移動できない
▲起動音がウルサイ
Priori3では電源ON/OFFをスケジュール設定できるが、深夜に自動再起動させると起動音がウルサイ。
しかも3台同時に鳴るので、たまに目が覚めてしまう。
▲ダブルタップで画面オンの設定が保存されない
再起動すると初期状態に戻ってしまう不具合があるので、実質的にこの機能は使えない。
▲優先SIMスロットを通話とSMSそれぞれで設定できる
SIMスロットは排他利用(同時待ち受けできない)なので日本国内では不要な機能。
▲SIMスロット切り替えしてもデータ接続はOFFのまま
SIMスロット切り替えを行っただけでは3G/4G共に繋がらない。いちいちプルダウンメニュー内のデータ接続を手動ONにする必要があって面倒くさい。
▲スクリーンショット保存がPNG形式オンリー
jpg形式に変更できないので画像変換が面倒くさい。
以上がLyのファーストインプレッションです。
freetel製品にしては「よく出来た端末」ですが、
まだまだ不具合も残っているようですし、もう少しユーザーの使い勝手に配慮した作りをして欲しかったですね。
今後のファームアップで改善される事に期待します。
ちなみに3台とも別々の販売店から購入したのですが、1台(ブラック)だけ画面がザラザラで、まるで旧機種Priori2を思い出しました。
爪を立てて滑らすとプツプツと引っ掛かりを感じるほどザラザラで指すべりも激悪です。
いちおう販売店で交換してもらいましたが大した改善はみられませんでした。
どうやらブラックだけは製造ロットが違う(初期ロット?)ようで、製造時期によって品質にバラつきがあるようです。
ブラック・ホワイト以外は後発カラーなので、これから購入する方には新色をオススメします。