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LINEモバイル:ソフトバンク回線を契約してみた

time 2018/07/08

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カスタム研究所【ネットワーク】LINEモバイル:ソフトバンク回線を契約してみた

2018年4月にLINEモバイルソフトバンク資本・業務提携することが決まりました。
これにより今までドコモ回線しか取り扱いしてなかったLINEモバイルが、
2018年7月2日からソフトバンク回線にも対応(マルチキャリア化)したそうです。

ソフトバンク系の回線は通信速度の速さに定評があるので、すごく興味があります。

ちょうどAmazonで「LINEモバイル端末セット」を買った時に付いてきたLINEモバイルエントリーパッケージが余っていたので、
LyもLINEモバイル(Softbank回線)を契約してみました。

今回はデビットカードを使った「LINEフリープラン(1G)」の申込み手順を解説してみようと思います。

※ソフトバンク回線による「データフリー機能」は2018年秋頃に開始予定です。今はまだ「データフリー機能」は使えないので、そのかわり「2か月間データ容量2倍」というキャンペーンで穴埋めしているそうです(笑)

なのでデータフリー機能についてはサービスが開始されてから掲載します。

 

ちなみにLINEモバイルでは、通話SIM限定で「月額基本利用料が6ヶ月間900円割引」というキャンペーンをやってます(2018年8月31日まで)

LINEモバイルの音声通話SIMは12カ月縛りなので
(300円x6ヶ月間)+(1200円x7ヶ月間)=10200円
月額換算だと785円くらいになります。

 

大まかな流れ

1, LINEアプリの利用者になっておく
2, 課金開始日を逆算する
3, LINEモバイルに申込みする
4, 各種確認メールが送られてくる
5, SIMカードが送られてくる
6, 利用開始手続きを行う
7, ログインしてみる

 

1, LINEアプリ利用者になっておく

「LINEアカウント」が無くてもLINEモバイルの契約は可能です。
ですがデータ残量確認や登録情報確認には「LINEアプリ」を使ったほうが楽ですし、LINEポイントも貯まるし、問い合わせのチャット窓口もLINEアプリ内にしかありません。
もしデビットカードでLINEモバイルに申込むなら、事前に「LINE Payの利用設定」まで行っておいたほうが申込み手続きがスムーズに進みます。
※あくまでも「カード決済」ですのでLINE Payにチャージする必要はありません。

 

2, 課金開始日を逆算する

LINEモバイルは「初月無料」です。
初回パケット付与時期は「開通日」です。
LINEモバイルの「利用開始日(課金開始日)」は「SIMカードが発送された日の翌々日」です。
さらに「開通日」の翌日が「利用開始日(課金開始日)」になります。

これらの情報を基にお得になる申込み日を逆算すると、

【例】
7月30日(早朝):LINEモバイルへの申込み
7月30日(夕方):SIMカード発送日
7月31日:SIMカード到着(開通日)
8月1日:利用開始日(課金開始日)

これが無駄のない理想的な申込みスケジュールです。

【解説】
7月末日(開通日)に付与されたパケットが8月度に繰り越され、結果的に2倍のパケットが付与されます。
でも課金開始日(利用開始日)は8月1日なので、7月度の利用料金は請求されません。

ポイントとしては
「開通日が7月末日(前月)であること」
「利用開始日が8月1日(当月)であること」
「利用開始日の2日前が発送日であること」
です。

ただし発送日や開通日はLINEモバイル側が決める事なので、契約者側でコントロールできる要素は皆無です。
コントロールできるとしたら「深夜~早朝に申込みする」くらいでしょうか。

LINEモバイルはとにかく「手続きが早い」です。
Lyの場合、申込みから31時間後にはSIMカードが到着しました。
SIMカードの発送地は東京都なので、都内在住の方ならもっと早く到着すると思います。
 
LINEモバイルはその「手続きの早さ」を基準として契約約款を作成しているので、今後もずっと「手続きが早いLINEモバイル」を維持すると思います。

 

3, LINEモバイルに申込みする

どこから申し込みしても同じだけど、
Lyはこちらのキャンペーンページから申し込みました。

https://mobile.line.me/event/sb-start/

いちおう「ドコモ回線とソフトバンク回線の違い」も一読しておきましょう。


 
「ソフトバンク回線を申し込む」をクリック

「スマホ代がスリーコイン!300円!」というバナーを目に焼き付けたら
「同意のうえ申し込む」をクリック

今回はエントリーコード(事務手数料が無料になる番号)を持っていたので、右側のバナーをクリック。
16桁のコードを入力したら「次へ進む」をクリック

まずは選択した回線が「SoftBank回線」になっていることを確認しましょう。
そしたら
・プラン
・基本データ容量
・サービスタイプ
・通話サービス
・新規かMNPか
・SIMカードのみ
・利用予定の端末
・SIMカードサイズ
を選びます。
次に「オプション選択」を選ぶんですが「持込端末保証」がデフォルトでチェックされているので、よく確認しましょう。
最後に「初期費用・毎月の支払い料金目安」を確認したら「次へ進む」をクリック

Android端末(白ロム)でSoftBank回線を使う上での注意事項が表示されます。

オプションサービスの宣伝バナーです。

オプションサービスの宣伝バナーです。

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次に契約者の個人情報を入力します。
「お知らせメール通知」はいつでもストップできるので、とりあえず受け取る設定にしておきます。
・利用者と契約者の同一性確認
・電子契約書もしくは書面郵送かを選びます
全ての利用規約にチェックを入れたら「次へ進む」をクリック

登録したメールアドレスに「確認メール」が送られてきます。

メール内に記載されたURLをクリックすると免許証アップロード画面に移行します。

① 全13種類の中から本人確認書類を選びます
※Lyは免許証を選んだので、免許証専用のアップロード画面が表示されました。
②の注意事項をよく読んで
③免許証画像をアップロードして
④契約者情報に間違いが無いか確認して
⑤「住所・氏名ともに正しい」をチェックして
「次へ進む」をクリック

支払い方法の選択画面です。
Lyの手持ちのデビットカードは全て弾かれたので、しぶしぶ「LINE Pay」を選んで「次へ進む」をクリック

「LINE Payへ進む」をクリック

スマホでQRコードを読み込んで、LINE Payでの決済を設定します。
※ここからはスマホによる操作になります。

※LINE Payでの決済設定は20分以内に終わらせましょう。

 
「登録」をクリックすると「クレジットカード情報の入力画面」に変わります。

※さっきの「支払い方法選択画面」ではデビットカードは弾かれたけど、この画面でならデビットカードを登録できます。なので「LINEモバイルでデビットカードは使える」という結論になります。

 
この画面が出れば「カード審査は通過した」という事です。
次はカードに1円だけ請求して「与信審査(1円オーソリ)」が行われます。
※今回は「楽天JCBデビットカード」を使いました。

この画面が出れば「与信審査(1円オーソリ)は問題なく完了した」という事です。

「決済方法」の欄にデビットカード番号が表示されているのを確認したら「登録」をクリック
※ここからはPC画面に戻ります。

この画面では、今後LINEモバイルで使うための「ログインIDとパスワード」を決めます。
ログインIDとパスワードを入力したら「登録して最終画面へ」をクリック

最終確認画面です。
・プラン
・契約者情報
・本人確認書類
・支払い方法
・ログインID
を確認したら「申し込む」をクリック

これでLINEモバイルへの申込みは完了です。

 

4, 確認メールが送られてくる

申込み完了から約1分ほどで「申込内容の確認メール」が送られてきます。

それから数時間後に「申込み完了メール」が送られてきたら審査完了という事です。
※申込みタイミングによっては数時間で送られてくる事もあるようです。

「発送完了メール」です。

あとはSIMカードが送られてくるのを待つだけです。

 

5, SIMカードが送られてくる

LINEモバイルのSIMカードは佐川急便で送られてきました。

中身は封筒と納品書だけ。

封筒の中には「SIMカード・USIMの取扱説明書・マニュアル」の3つだけでした。

SIMカードの台紙


USIMの取扱説明書

マニュアル(全18ページ)










次は「利用開始手続き」を行いましょう。

 

6, 利用開始手続きを行う

他社MVNOではSIMカードで初回通信を行うだけで利用開始と見なされますが、
LINEモバイルは少し変わっていて、マイページにログインして「利用開始手続き」を行う必要があります。

ログインIDとパスワードを入力して「ログインする」をクリック

「利用開始手続きをする」をクリック

「次へ進む」をクリック

「利用開始手続きをする」をクリック

利用開始手続きの完了画面です。

すぐに「利用開始手続き受付完了のご連絡」メールが送られてきます。

それから概ね5時間程で「サービス開始のお知らせ」メールが来ます。
これでLINEモバイルとの契約が「有効」になります。

メール内に記載された「お客様の利用開始日」の日付けが「課金開始日」となります。

 
最後に、SIMカードを端末にセットして、LINEモバイルからのSMSを受信したら全て完了です。

これでLINEモバイルを普通に使える状態になりました。

 

7, ログインしてみる

利用開始手続きが済んだのでマイページの内容も変わっているっぽいです。
マイページにログインして契約内容に間違いがないか確認しておきましょう。

マイページURL:
https://mobile.line.me/mypage/login/

 
ログインIDとパスワードを入力して「ログインする」をクリック

マイページのメニュー一覧です。
 
【利用状況】
・マイページトップ
・利用データ通信量・履歴
・料金明細
 
【契約内容確認/変更】
・契約情報
・プラン・オプション
・支払方法
 
【各種手続き】
・LINEアカウント連携
・データ容量の追加購入
 
・お知らせ
・問い合わせ
・ヘルプ

 
上から順番に見て行きましょう。

■マイページトップ

「データ残量」や「繰り越しパケット情報」が掲載されています。
今回は「データ容量2倍キャンペーン」で申込んだので「前月からの繰り越し分」として1GBが表示されています。

■利用データ通信量・履歴

スピードテストだけで43MBも使っちゃいました(苦笑)

■料金明細

さっき契約したばかりなので何も表示されていません。

■契約情報

「利用コード」は「LINEアカウント連携」の時に必要になります。
ネットワーク暗証番号は表示されていませんでした。

■プラン・オプション

ちゃんと「SoftBank回線」と表示されていますね。

■支払方法

ここにも「デビットカードはご利用できません」と書かれていますが、
今回は「LINE Pay」を経由した「デビットカード支払い」で契約しました。

■LINEアカウント連携

LINEアカウント連携をしておくとLINEポイントが貯まるらしいです。

■データ容量の追加購入

■お知らせ

LINEモバイルから受け取ったメールが保存されています。

■問い合わせ

■ヘルプ

契約内容やプラン等に問題が無ければOKです。
以上で「LINEモバイル:申込み手順の解説」は終わりです。

お疲れさまでした!

 

LINEモバイルまとめ

LINEモバイルに関する「プチ情報」を箇条書きにしておきます。

●LINEモバイル契約者は「SMS認証不要・年齢認証不要」で「LINEアプリでのID検索・電話番号検索・IDによる友だち追加」の機能が利用可能になる。
●LINEモバイル契約者が「SMS認証不要・年齢認証不要」を適用するには「契約者連携・利用者連携」の両方が必要。
●LINEモバイルには「速度切替え機能」が無い。
●LINEモバイルは翌月までパケットを繰り越しできる。
●「LINEモバイルアプリ」というものは存在しない。パケット残量や登録情報の確認等は「LINEアプリ」から行う。
●LINEモバイルはデビットカードでは契約できないけど「デビットカードを登録済みのLINE Pay決済」でなら契約できる。
●「LINE Pay決済」と「LINE Payカード決済」は別物。
●「LINE Pay決済」とはLINE Payにチャージした残高から支払いする事である。
●「LINE Payカード決済」とは「LINE Payに登録済みのクレカ(Lyは楽天JCBデビットカード)」から引き落とされる事である。
●「LINE Payカード」は店頭では入手できない(2018年1月で全店取扱終了)。LINEアプリ内の「LINE Pay」から発行申請すれば1週間ほどで普通郵便で送られてくる。
●LINEモバイルの支払いスケジュールは「月末締め→翌月5日請求」なので、LINE Pay決済なら5日に引き落とし、デビット&クレカ決済ならクレカ会社が決めた日に決済される。
●残高不足等で支払いが出来なかった場合は再請求メールが送られてくる。それでも支払いが出来なかった場合は払込用紙(コンビニ用)が送られてくる。それでも支払いが出来なかった場合は通信契約を解除される。
●LINEモバイルは「初月無料」なので「月末にSIMカード発送→翌月1日開通」がお得。
●開通日が「○○月1日」だった場合は、前月分のパケットも付与される(繰り越される)ので実質2倍のパケットが付与される事になる。
●LINEモバイルに「日割り」はありません。いつ解約手続きを行っても「当月末付けの解約」となります。
●通話SIMには最低利用期間がある。2018年7月開通なら2019年7月末までは違約金が発生する。8月1日を過ぎれば違約金は無し。

●LINEモバイルへの問い合わせは「メール」「有料電話」「いつでもヘルプ(LINEアプリ利用)」「マイページ内の入力フォーム」の4通りのみ。
●LINEモバイルの通話SIM契約者は「いつでも電話アプリ(10円/30秒)」を申込み不要で(ダウンロードするだけで)利用できる。

 

【番外編】エントリーパッケージ

Lyも実際に開封してみるまで知らなかったんですが、
実はLINEモバイルのエントリーパッケージには「有効期限」があります。



 
Amazonの商品ページではパッケージの有効期限について一言も書かれていないです。
 
LINEモバイル エントリーパッケージ ソフトバンク・ドコモ対応SIMカード データ通信(SMS付き)/音声通話 [iPhone/Android共通] スマホ代 月300円キャンペーン実施中
 

 
危うく失効することろだったじゃん!!
せめて開封しなくても見える位置に印刷してくれ(苦笑)

 

【番外編】デビットカード審査

LINEモバイルをデビットカードで契約したいなら、
まずは「LINE Payにデビットカードを登録」して「LINE PayでLINEモバイル代金を支払う」という感じなります。

・デビットカード
登録↓支払い
・LINE Pay
登録↓支払い
・LINEモバイル

LINEモバイルの申込画面に直接デビットカードを入力しても弾かれます。



 
楽天JCBデビットカード
ジャパンネット銀行VISAデビットカード
ソニー銀行VISAデビットカード
WebMoney Card(MasterCard)
Vプリカ(VISA)
 
これら全部ダメでした。

 

【番外編】スピード測定

CA(キャリアアグリゲーション)はOFFの状態で計測しました。

たしかにSoftBank回線は速いです。


20180707
13:30ころ
DOWN↓UP↑
UQモバイル
(au回線)
2.20Mbps1.72Mbps
楽天モバイル1
(ドコモ回線)
2.19Mbps10.1Mbps
楽天モバイル2
(ドコモ回線)
3.07Mbps12.9Mbps
LINEモバイル
(Sotbank回線)
16.9Mbps8.37Mbps

 

あとがき

ソフトバンク回線といえば「通信速度が速い」ことで有名です。
なぜソフトバンク回線は速いのかというと、ソフトバンク回線は「格安SIM事業者が支払う接続料が高い」ので積極的に取り扱うMVNOが少ないからです。
当然、ソフトバンク系格安SIMの契約者も少ないので通信速度は速いままです。

ですが1年後にはどうなっているのかは分かりません。
※通話SIMは12ヶ月縛りです。

いちおうLINEモバイルでは「格安スマホ最速チャレンジ」というキャンペーンを行っているようですが・・・

ドコモ系MVNOであるOCNモバイルONE(サブブランド)もサービス開始当初は速かったです。
でも今は「格安SIMとして最低限度の速さ」です。

au系MVNOであるUQモバイル(サブブランド)も2017年までは超速かったです。
でも今は「格安SIMとして最低限度の速さ」です。

ソフトバンク系MVNOであるLINEモバイルだって例外ではありません。
いくら「ソフトバンクのサブブランド」とはいえ契約者数が増えれば通信速度は必ず低下します。

LINEモバイルには、
速度低下に追い越されない程度の設備増強を継続して行ってくれる事を願います。

 

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