2019/02/05
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カスタム研究所【Android】コスパ最強?:Qua tab 02 HWT31
8インチのASUS MeMO Pad 8 (AST21)に物足りなさを感じたので、
今回は10インチの「Qua tab 02(HWT31)」を買ってみた。
現在の相場価格は、
通販ショップなら約17000円、個人の転売屋なら約14000円程度です。
※auショップでは37800円で販売しています。
性能は悪くない
Qua tab 02のスペック
画面:10インチ・IPS液晶・WUXGA(1920×1200)
SoC:8コア(Snapdragon 615)
メモリ:2GB
内蔵ROM:16GB
バッテリー:6500mAh
OS:Android 5.1
重量:約486g
8コアだからと言って「サクサク」とは限りません。
昨今の8コアSoCは「省電力」が主目的なので「高性能4コア+省電力4コア=8コア」が主流です。
なので操作感は「4コア1.5GHz」と同等。
むしろZ3580のASUS MeMO Pad 8 (AST21)のほうがサクサクです。
標準アプリや常駐アプリを無効化してみたり、社外ランチャーに変更しても「もっさり感」は消えません。
※たぶんroot化しても大差無いと思います。
何をやってもワンテンポ遅れて反応するし、パネルの指滑りも悪いのでゲームには向かず、あくまでも「動画鑑賞向け端末」です。
サクサク感は無いが「6500mAhバッテリー+省電力8コア」のメリットは大きいです。
内蔵バッテリーのみで動画鑑賞していても10時間くらいは連続視聴できます。
そのかわり10インチは「重い」です。
保護ケース+ガラスフィルムまで含めたら730gもあります。
手持ち使用なら30分が限界でしょう。
タッチパネルに難あり
タッチパネルの反応がおかしい。
アイコンをドラッグすると「タップ」になってしまう。
これでは使い物にならないので、
auショップで症状を確認してもらったうえで、Huawei修理センターに送ってみました。
そして2週間後に戻ってきたQua tab 02がこれです。
auショップでは二人の店員さんに症状を確認してもらったし、不具合動画まで撮影してあるのに、
Huawei修理センターでは「動作に問題ない事を確認した」との事・・・・。
なんだそれ?
ちなみにですが、
auショップで「修理済み端末」を引き取る際に、店長さんにも動作を確認してもらいました。
店長さん曰く、
「たしかに治っていませんねぇ」
「もう一度修理に出してみますか?」との事・・・。
いや・・・もういいです・・・。
「また2週間も待たされるのか」と思うと気が遠くなったので、直接Huaweiに相談してみる事にしました。
たらい回しの現実
Huaweiサポートセンター(チャット窓口)に「不具合動画」を見てもらったうえで相談してみたところ、
「たしかにタッチ操作に不具合がありますね」
「でも修理はauショップ経由でしか受け付けできません」
との回答。
一方、auお客様センターでは
「auショップで相談してください」との、素っ気ない回答。
※これでは「お客様センター」の意味が無い(苦笑)
はい、八方塞がりです。
各窓口の対応をまとめると、以下のようになります。
・通販ショップ(販売店)の対応
「サポートは全てメーカー対応となります」
・Huaweiサポートセンターの対応
「au端末はauショップ経由でしか受け付けできません」
・auショップの対応
「受け付け窓口に過ぎないのでHuaweiに修理に出す事しかできません」
・Huawei修理センターの対応
「不具合は確認できません。正常動作確認済みです」
・auお客様センターの対応
「auショップで相談してください」
どの窓口も「責任転嫁」ばかりで解決に至りません。
「たらい回し」です。
発売元であるauも、製造元であるHuaweiも
はっきり言ってサポートは悪いです。
※Lyが購入したのは「完全無保証・自己責任型」な通販ショップなので、初期不良も故障も全てメーカー対応となります。
そのかわり最安値です → らいぶshop(株式会社エルシーエス)
自分で分解したりroot化したりと「端末を自己責任でいじれる人」にはオススメです。
それ以外の「普通の人」には絶対にオススメできないショップです。
結局「泣き寝入り」に陥るのが目に見えています。
もう一台買ってみた
Huawei修理センターからの返答に疑問を感じたので、
Qua tab 02をもう一台購入して、タッチパネルをチェックしてみました。
2台目のQua tab 02でも、ドラッグ操作中にタッチが途切れたり飛んだりしているのが確認できます。
しかもHuaweiからは「不具合は確認できない・正常動作品です」との返答だったので、
このタッチパネル不具合は「Qua tab 02の仕様」なのかもしれません。
どうやら「諦める」しか無いようです。
auから端末を買ってはいけない
製品の品質保証を担保してくれるのはメーカーだけです。
基本的にキャリア(docomo・au・softbank)は、端末についてのサポートは全てメーカーに丸投げです。
親切なドコモショップなら「ショップの裁量」で新品交換してくれる場合も有り得ますが、
auでは全ショップが完全に「メーカー丸投げ」です。
いくらメーカーの対応が悪くても「auは受付窓口に過ぎないので・・・」の一点張り。
でもこれが「auグループの内規(ルール)」なので仕方ありません。
消費者ができることは「auからは買わない事」だけです。
auショップで購入しても、他所から白ロムを購入しても、
保証書の印鑑は「メーカー依存の品質保証」であって、キャリアが品質を保証してくれる訳ではありません。
だからキャリア端末は「転売屋の仕入れ先」に成り下がるんでしょうね。
まとめ
Huaweiやauのサポートは悪い(サポートなんて無いに等しい)が、
「10インチタブレットが1万円台で買える」という価格を考慮すると、Qua tab 02はコスパ最強です。
ただし「端末(白ロム)」はau以外から購入しましょう。
auでは「白ロムの持ち込み契約」だって出来るんだし、
通販ショップの「独自保証」により、迅速に新品交換してくれる親切なショップだってあります。
だから、auショップで割高(auの言い値)な端末を買う理由は一つもありません。
9月2日 追記
しばらく使ってみて「致命的な機能不足」に気づいた。
「スリープ中はアプリが止まります」
K-9メールの定期チェック機能も、Y!メールアプリのプッシュ通知も、Gmailのプッシュ通知も、Twitterの更新通知も、スリープ中は全て止まります。
Yahoo!天気ウィジットも更新されません。
でもAbemaTVとツイキャスだけは、スリープ中でもちゃんと通知されます。
意味が分かりませんw
そういえば、HUAWEI P8liteでも同じ症状に悩まされた「思い出」がある。
050のIP電話アプリがどうやっても常駐できなくて、Huaweiに問い合わせたら「社外アプリはサポート外です」と突き放された記憶がある。
いよいよroot化して自分で設定変えるか、
「Huaweiらしい変な仕様」という事で納得するしかありませんね。
次回は、Qua tab 02(HWT31)をroot化してみようと思います。