2019/02/05
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カスタム研究所【Windows】MS-NH1の熱対策 めざせ60℃以下!
MS-NH1はCPU温度が上がると使い物にならないほどクロックが低下する。
まともに使うなら、まずは熱対策が必要だろう。
クロック低下が始まるのは62℃くらいなので、最低でも60℃以下に抑えたいと思う。
Lyのガラクタ箱をあさぐってたらi7の純正CPUクーラーが出てきた。
接地面は直径30mmの丸型形状でMS-NH1にちょうど良い。
でもi7には使いたくない(笑)
裏側にはチップ用ヒートシンクを貼ろうと思う。
今回は「28mm x 28mm x 6mm」と「12mm x 21mm x 6mm」を購入してみた。
これとCPUクーラーで挟めば冷え冷えになるのでは?
「電子部品は静電気に弱い」と途中から気づいたので(笑)ゴムシート上で作業する事にした。
ATOM君の位置を特定してマジックで書いておく。
保護カバーを外してみたら熱伝導スポンジが付いていた。
ちょうどATOM君の裏側だ。
各寸法を実測値からCADに起こしてみた。
上下からヒートシンクでハンバーグするので位置が大幅にズレていると破損に繋がる。
電池が邪魔だけど、できるだけ中心線に近づけて、でも少しズラして、慎重にヒートシンク位置を検討する。
次にマウント台を作る。
近所のホームセンターでM5ボルトセットと、100均で穴空きトレーを購入。
このトレーに熱を伝導させて分散するのが目的だ。
CPUクーラーのマウンターは75mmピッチなので、穴空きトレーにも75mmピッチで穴を開けて、足を取り付ける。
わざと10mmほど足が出るようにしておいた。
この下を空気が流れて排熱が促されるはずだ。
CPUクーラーも乗っけてみた。
うん、いい感じ♪
こちらの2本は足場の安定と拡張用。
USBハブの固定に使う予定だ。
そういえば、ファンの電源引込み用に100均でUSBライトも買ってきた。
これを拡張用足場に絡ませてUSBハブを固定したい。
それでは組んでみよう!
熱伝導グリスだとズレる可能性があるので熱伝導シートのほうが適切だ。
マウント台にMS-NH1を貼り付けたらCPUクーラーを乗せる。。
ここで想定外の出来事が!
USB端子にハブを挿すと、足場用ボルトとCPUクーラーの足に干渉してしまう!!
しかたないのでMS-NH1を2mmほどセットバックして、さらにCPUクーラーの足を切り取った。
これこそ素人工作の醍醐味だ(笑)
ハンバーグの断面画像です。
下から「マウント台」「チップ用ヒートシンク(緑)」「MS-NH1」「CPUクーラー」の順番です。
USBライトの先っちょを切断して拡張用足場に固定したところ。
このファンはMAX12V170mAhだから、USBからの5V500mAh(実際はもっと低いはず)で電源供給すればマッタリと回ってくれるはず。
USBライトはタイラップで縦軸・横軸で立体的に固定したのでガッチリと安定している。
基盤からチョビっと出てるのが内蔵Wi-Fiアンテナ。
元から両面テープが貼られていたので、そのままマウント台に貼り付けた。
完成! \(^o^)/
さっそく起動して温度を確認。
以前と同じ室温27度の環境で、アイドル時のCPU温度は45℃以下!
次にCristal Mark 2004R3でベンチしてみた。
おぉ!67139に上がってる!
上がってるというより、温度が下がったからポテンシャルを引き出せただけか(笑)
次は負荷中の温度を測ってみよう。
おぉ!MAXでも52℃くらい!
改造前のアイドリング時よりも低いじゃん!
うん、これなら常時1.3GHz稼働できるな。
ちょー満足♪ (*´ω`*)
でもブースト1.8GHzは見れなかったなぁ。
本当にブースト効くのかなぁ・・・。
最後に、Prime95が見つけづらかったのでのDL先を記載しておきます。
Prime95(32bit版)p95v285.win32.zip
Prime95(64bit版)p95v285.win64.zip