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LINE Clova:Clova Friends mini(BROWN)を分解してみた

time 2018/09/24

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カスタム研究所【その他】LINE Clova:Clova Friends mini(BROWN)を分解してみた

Clova Friends miniの中身がどうなっているのか気になっていたんだけど、
ググっても情報が出てこないし、やっと見つけた情報源は「有料プランを購読しないと見れない」ようなので自分で分解することにしました。
内部構造が分かっていると何かと便利なのでぜひ参考にしてください。

 

分解動画

 

パーツチェック

それでは実装パーツを見ていきましょう。
※画像サイズ大きめです(10MB前後)

 

Clova Friends miniのメイン基盤です。
前モデルのClova Friendsと比べるとかなりコンパクトに纏まっていますね。

 

右上のが「Qualcomm APQ8009(Snapdragon)」というメインSoCですね。Clova Friendsと全く同じやつです。
右下の「Kingston 2400823-001.A00G-A」は、たぶんeMMC(8GB RAM)だと思いますが詳細は分かりませんでした。
左上のが電源管理用チップの「Qualcomm PM8916」です。Clova Friendsと全く同じやつです。
左下のがデジタル音声とアナログ音声を変換している「Realtek ALC5640」というDAC(Digital Analog Converter)ですね。Clova Friendsでは「NTP8824A」でした。

 

こちらもClova Friendsと同じ105℃ 電解コンデンサですね。

 

メイン基盤の裏側です。

 

左上の「CS8326」はデジタルアンプ用のチップです。
詳しくは分かりませんがクラスDという高効率なアンプだそうです。

 

右下のが音声入力用SoCである「Conexant CX20921-21Z」です。
Clova Friendsと全く同じやつです。

 

USB Type-Cコネクタ用のサブ基盤です。
Clova Friends miniではイヤホンジャックが新たに搭載されました。

 

Clova Friends mini搭載のリチウムイオンバッテリーです。
3.78V 2000mAhなのでClova Friendsよりも少ないです。
汎用品で合致するものは見つけられなかったので自分では交換不可かも知れません。
※寸法を図るのを忘れてました(汗)

 

Clova Friendsと全く同じスピーカーですが、
Clova Friends miniは密閉型構造なので出力(ワット数)は少ないです。

 

こちらが全パーツ一式です。
Clova Friendsと比べると、
「外部基盤が減った(フレキシブル基盤に変更された)」
「バッテリーが小型化された」
「スピーカーが密閉型になった」
ことによってコンパクト化されています。

 

あとがき

Clova Friends miniはあらゆる無駄を省いてコンパクト化されています。
さらにセール販売非対象(今まで値下げ販売された事は1度も無い)なので、たぶんClova Friendsよりも利益率は高いと思います。

Clova FriendsではSoC用の放熱板が半田溶接されていたので開けるのに苦労しましたが、Clova Friendsminiのは簡単に外すことができました。

当初は前面LEDから配線して目玉を光らす計画だったんですが(笑)いざ分解してみたらフレキシブル基盤に直付けのSMDだったので諦めました。

ちなみに鼻ボタンが外されているのはBROWNを塗装した時に残ってしまった塗料を落とした為です。
マスキングせずに塗装すると鼻ボタンが硬直して押せなくなるのでご注意ください(苦笑)

 

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